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 一般印刷における「用紙」とはそれぞれの印刷物に使用する紙のことを指します。
通常は受注者(主に印刷業者)は、発注者の希望や制作目的により、用紙を販売店から購入し制作に当たるが、継続的に大量に印刷物を発注する官公庁などでは、直接販売店から購入し、受注者に支給する場合もあります。
 現在、用紙の価格は需給バランス等の要因により日々取引価格は変化しており、基本的に紙の取引は重量ベースにて行われています。
 わかりやすく言うと、スーパーでお肉を買うときと同じように、一定の重さ当りを基準とし、価格の表示をしています。
 紙によって圧さや寸法により重さが異なるため、取引には単位としてkgが使われています。また、用紙においては原紙寸法あたり1,000枚の紙を1連(板紙によっては100枚)とし、一連当りの重さを「連量」と呼んでいます。
 例えば「四六判で連量90kgの上質紙の価格は130円/kg」の場合は、「四六判の大きさの紙が1,000枚で、重さは90kgあり、1kg当りの値段が130円」ということになります。
このように用紙の金額を割り出すためには、どの用紙の場合でも全紙での使用枚数を割り出すことにより、用紙の料金を積算します。
 他に、忘れてはいけないこととして、「損紙」と「白紙断ち」があります。
 損紙とは文字通り印刷・製本工程にて発生するロス紙のことで、どうしても不可欠な物であり、一定以上の枚数が必要となります。(別表参照)
 白紙断ちというのは、印刷前に全紙サイズの用紙を印刷するサイズに断つ作業のことで小さくなるほど断つ回数が増えるため、料金は上がっていきます。

【算出の基本】
(正味数量+印刷損紙+製本損紙)×用紙価格+白紙断ち料金=用紙料金

1) 正味数量の算出方法
 端物   制作数量÷全紙から取れる数
 頁物   制作数量×ページ数÷全判から取れるページ数

2)損紙数量の算出方法
  正味数量×印刷損紙率(%)×色数
  例 表1色/裏白紙=1色  表1色/裏1色=2色 
    表4色/裏1色=5色  表4色/裏4色=8色


■損紙率
(単位%/色数)
色 数
1色
2色
2色
3色
4色
通し数
1/0
1/1
2/0
2/1
2/2
100
25.8
20.8
22.1
19.93
18.85
500
5.8
4.64
4.93
4.45
4.21
1000
3.3
2.64
2.81
2.53
2.39
2000
2.05
1.64
1.74
1.57
1.49
5000
1.30
1.04
1.11
1.00
0.94

■用紙価格
(単位:円)
地区名
仙台
東京
大阪
福岡
品 名
1.上質紙
130
128
128
131
2.色上質中厚口(66kg)
217
215
215
219
3.色上質厚口(78kg) 
217
215
215
219
4.色上質特厚口(107kg)
217
215
215
219

5.上質コート

139
137
137
141
6.軽量コート
133
131
131
135

■用紙価格
(単位:円)
枚 数
枚別
包み
1連以上
10連以上
品 名/ノーカーボン紙ブルー発色
N -40 上(4/6判半裁)
23
16.8
12.9
12
N -40 中(4/6判半裁)
29
18.6
16.4
15.3
N -40 下(4/6判半裁)
18
11.2
9.9
9.2
N -40 上(A判) 
29
21.4
16.5
15.4

N -40 中(A判)

37
27.2
20.9
19.5
N -40 下(A判)
22
16.4
12.6
11.8